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●44-1 香典とは 不祝儀のしきたりやマナーは、宗教が関わってくるので難しいと言えます。 お香典とは、仏式等の葬儀で、死者の霊前等に供える金品、お線香・抹香や花の代わりに亡くなった方の霊前に供えるもので、現金を不祝儀用ののし袋に包んだものを指します。ふつう、通夜または葬儀(告別式)の際に持参する不祝儀を「香典」と呼びます。 ●44-2 最近の香典の相場とは 葬儀の際の香典の相場を知ることは大切です。香典はあまり金額を包みすぎるのも、相手に気を使わせてしまいます。しかし、ある程度の常識を知らなければ恥ずかしい思いをします。特に目上の方には失礼にあたりますから、注意が必要です。 <注意したい事> 葬儀は誰もが体験することです。特に年齢が進むにつれて知り合いや親戚など周りの方の不幸事が増えてきますから、頻繁に葬儀に出席する可能性もでてきます。失礼にあたる数字の金額は控えるべきです。(4や9のつく金額は「死」「苦」を連想させたり伝統的な慣習がありますので、避けた方が無難です) ★香典の額は(一桁の場合)、9を除いた奇数の 1、3、5、7 の数字にする御車代、葬儀・葬式のために出向いていただいた場合は、お布施とは別に御車代を包みます。 ★基本は奇数ですが、2万円は例外として認められています。 ★旧札を使う。 <金額の基本> ★目上の方には少なく、目下の方には多く ★身内にはやや多めに(葬式費用の意味も含めて) <金額の目安> ★両親.....5万円〜10万円 ★兄弟.....3万円〜5万円 ★祖父母.....1万円〜3万円 ★親戚(おじ・おば).....1万円〜3万円 ★親戚(その他).....1万円〜2万円 ★友人・友人の家族.....5千円〜1万円 ★職場の同僚・仕事仲間.....3千円〜1万円 ★隣近所の知人.....3千円〜5千円 香典ですが、香典返しの手間などを敬遠してか、最近では関西を中心に一般の参列者からの香典を辞退するケースが増えています。 また香典の相場は地域によってかなり違いがあるケースがあります。 たとえば親が亡くなった場合の香典の相場は、北海道・東北は5万円、中国地方・近畿では7万円ですが中部地方や東京・北関東では10万円を包みます。 ●44-3 香典の表書き 表書きはそれぞれ宗旨宗派により異なりますが無難な表書きは★仏式の場合・お香典★神道の場合・御榊料★キリスト教式の場合・お花料となります。 包み方は香典袋は袱紗(ふくさ)に包んで持っていくことが好ましいです。袱紗の色は、黒・緑・藍・青・鼠色などが適切です。 渡し方は通夜か葬儀のどちらかに受付で相手が読める向きにして両手で渡しましょう。その際、「この度はご愁傷様でした」等の挨拶の言葉を添えることをお忘れなく。44/td> |